夫のアスペなところ② 離婚を突きつけられた後

夫は、私をわざと怒らせて、不安にさせて、わざと手を出させたりするようにしむけ、目の前でスマホでビデオを撮ったりする。全ては、そんなことをされて、人は怒るのは当たり前だという出来事だ。嘘をついて、急に家出をして「私のせい」にして、不安に陥れて、そんな家出中に、私が送った普通の夫婦ならただの痴話喧嘩の「数々のメッセージ」に傷ついたといい、「お前が暴力的な人間な証拠をたくさん取ってある」「この離婚は全てお前のせいだ、お前が全てを壊したんだ」と言って、私を不安に陥れる。それこそがDVだ。

 

夫が出て行こうとしていた日、私は彼のパソコンとプレステ本体とそのゲームソフト全部だけが入ったバッグを押さえつけた。そのバックパックを私から引きはがそうと、私を人間とは思えない扱いをして、振り回し、私は、部屋中の床や壁に叩きつけられ、身体中にアザができた。

 

家を出て行ったあと、あまりにも話が通じないのと、「証拠はたくさん持っている」とのおどしがひどいので、「こっちもあるぞ、傷つけあってるのはお互い様だ」という意思を見せるために、あざの写真を送ってみた。

 

すると「そんな写真は嘘だ。僕が出て行った後に、何をしてつけたアザかわからない。そんな嘘をつくまで、頭がおかしくなるとは正直思わなかった。」と返事がきた。「そんな作り物の写真を見せて、僕を怖がらせるんだ。違うやり方で僕を傷つけて、コントロールしているだけだ。お前は僕のことが嫌いなんだ。いくら、嫌いじゃない、愛してるって言っても、もうずっと長いこと、お前は僕のことが嫌いなんだ。」

 

「あの日のビデオはある、それにお前が暴力をふるっているビデオはもっとある。そんな見えすいた嘘をつくなら、それらの証拠を見せないといけない。」と言ってきて、アザの写真は嘘にされた。私を完全に精神病者に仕立て上げたメッセージを送ってきた。それにしても、彼からくるメッセージの世界にはどこをみても「彼1人」しかいなくて、悲しくなる。

 

そりゃあ、私にも、不安が強い心の弱いところはある。確かに、私は、アスペの夫にされたことに反応して、落ち着いて対処することができず、思ったことをあることないことその場ですぐ口に出してしまったり、メッセージを送りまくってしまったり、数少ないけれど手が出てしまったり、ものを投げたりしたことがある。自分はADHDだろうし、不安型愛着障害があるだろうし、自分に問題があるのも十分、自覚している。だが、私をここまで不安に陥れたのは、アスペルガーである夫であり、共感力を持たないアスペルガーと長年一緒にいることで、私は無気力になり、感情をうまく表せなくなり、イライラしたり怒りを屈折した形でしか表現できなくなった。それはお互いの問題で、相互関係にあるはずだ。

 

しかも、私は、相手がアスペルガーだということに長年気づかずにいて、ただただ、夫への違和感を抱えてきただけだった。大好きなはずの、夫への嫌悪感のようなものが、いったいどこからくるのかわからなくて悩んでいた。

 

なのに、夫は、この離婚を全面的に私の問題に仕立て上げる。なぜか?それはアスペルガーのマイルールにそって生きているから。物事を善か悪の二択でしか、捉えることができないから。彼のルールに違反しているともうダメなのだ。彼の地雷を踏んでしまったら、もう元に戻れない、アスペルガーってのはそういう種類の人間なのだ。俯瞰的に物事を見ることができない上、相手の立場に立って想像することができないのだ。だから、全く話し合いができない。本当に、恐ろしいほどに話が通じない。

 

関係が悪化してからの夫の行動や言動は、サイコパスに近い。

 

それでもこちらは、相手の離婚したい思いや、考え方、気持ちをなんとか理解しようと歩み寄り、話を続けるが、ことごとく打ち砕かれる。相手は、「暴力的で僕ちゃんを傷つけるお前が悪い、俺は何も悪いことをしていない。」と善悪思考で片付ける。普通の夫婦関係なら、ある程度は小出しに感情をぶつけ合って愛を深めて行くところだが、アスペ側から世界を見ると、感情をぶつけられることが耐え切れないらしい。道理で、長年「喧嘩のない一見仲良しの夫婦」と見なされてきた。喧嘩しないから仲が良かったわけではなく、喧嘩ができない相手だっただけだ。なるほど、12年間も連れ添っていても、愛が深まる実感がなかったはずだ。

彼の世界には、「傷ついている僕」「傷つけられて、フラッシュバックに悩まされている僕」しかいない。だから、私たちはまだ、どこにも進めない。