裁判外紛争解決手続きについて知る

夫が出ていってから、2週間が経ちました。相手の所在はわからず、それ以来、生活費は支払われていません。

相手は離婚に対するこだわりが強く、すぐにでも離婚をしようと迫ってきており、離婚についての話以外は無視されている状態です。要するに、お互いの意思の疎通がうまく取れません。アスペルガーとの離婚は、話が通じない分、難しいと言われています。

 

私自身は、本来なら、子供もいるので、離婚せずやり直したいと思っています。

 

しかし、もしこのまま相手との平行線が続くなら…

 

私に今できることは、

  1. 離婚を受け入れる。
  2. 婚姻費用分担請求の調停を申し立てる。
  3. 円満調停を申し立てる。
  4. 何もしないで、平行線な相手との話し合いを進める。
  5. 離婚カウンセラー的なものでお互いの心のズレを解決する。

1については、相手はとにかく離婚がしたいけれど、こちらからすると、親権や夫の持ち家のこと、財産分与や子供の面会の取り決めについてなど、山ほど問題があり、一つ一つ解決して納得してからではないとなかなか進まず、非常に困難。離婚の線で行こう、と進めてみても途中で行き詰まってしまいます。

 

2については、アスペ傾向のある夫を余計刺激してしまうのではないかとの不安があり、いまいち踏み出せず、自分の婚姻前からある数少ない貯金で建て替えて、家計簿のようなものをつけてあとで請求する予定です。

 

4は続けてはいますが、何度話し合ってもなかなか進まず難しい状態。

 

5は多分、私が一番したいこと。私が発見した、今までの2人のズレを、俯瞰的にお互いに理解してからでないと納得して、離婚を進めることができません。

 

そして3。円満調停を申し立てることで、裁判ではないながらも裁判所での話し合いを持ち出すことで、より事態をややこしくしてしまうのではないかと、いまいち踏み切れずにいるところに、今日、ADRAlternative Dispute Resolution)「裁判外紛争解決手続」というものがあることを知りました。これは、夫婦問題、離婚問題などにも使えるようです。

 

紛争解決センターというところに電話してみると、斡旋人=弁護士さんが間に立って、話し合いの場をもうけてくれるのだそうです。単なる話し合いとはいえ、家庭裁判所で行われるが故に圧力を感じる調停とはまた違い、少しマイルドなイメージが。

  • 申立書申請に1万円ちょっとかかる(返金不可能)。
  • 根拠となる証拠などを集めなければならない。
  • まずは斡旋人を決め、申し立てた人側と話し合い。
  • それらの書類を作成し、話し合いに出てきてくれるよう、相手がたの住所に郵送。=相手の居処を知っている必要がある。

などで、お互いに一つの件について話し合う姿勢がないと難しいことがわかりました。強制力がないため、相手がもし出てきてくれない場合に、紛争解決の話し合い自体が行われず、申請のお金と努力が無駄になってしまうからということです。

 

私の場合は、相手がたが外国人なので、心理士などを含めた修復も、離婚についても問題が山積みです。